留置権

留置権について 留置権行使中も債権の時効は進んで行くんですよね? ...留置権

民法、物上代位、特定性維持説、物上代位に差押えが要求されている趣旨について物上代位権行使の要件として、「払渡し又は引き渡しの前」の差押えが要求されているのは、価値代表物が債務者の一般財産に混入した後まで物上代位を認めると、結果的に特定物に対する権利である抵当権によって債務者の一般財産に対する優先権を認めることになることから、価値代表物の特定性を維持するためである。
と教科書にあるのですが、優先権を認めることになるとは、どういうことでしょうか?

>優先権を認めることになるとは、どういうことでしょうか? 担保物権(留置権を除く)は、あくまで特定財産についてのみ優先弁済権を有しており、債務者の一般財産にまで優先権を認められているわけではありません。
優先弁済権とは、担保物権の実行により目的物を換価した場合、その換価代金について他の債権者に先立って弁済を受ける権利です。

2017/6/9 14:48:29

司法書士試験の過去問の回答内容に対する質問です。
※質問は設問の中のウの回答内容についてです。
平成14年試験の設問13)留置物の所有権が債務者から第三者に移転した場合において、新所有者が留置物の所有権取得について対抗要件を具備するよりも前に留置権者が債務者から留置物の使用の承諾を受けていたときは、新所有者は、留置権者に対し、留置物の使用を理由に留置権の消滅請求をすることはできない。
という見解に対し、矛盾しているものはどれか。
ウ)留置権の本来的な効力は、留置権者が被担保債権の弁済を受けるまで留置物の引き渡しを拒むことができることにあるから、留置物の使用の承諾は、債権的な効力を有する。
ウの回答)矛盾している。
留置物の使用承諾は、債権的な効力を有するにすぎないと解すると、本問の承諾は、債務者と留置権者との間においてのみ効力を有するものであり、留置物の新所有者と留置権者との間においては効力は生じないとの結論となる。
自分としての見解)債権は移転できるので、問題なく新所有者と留置権者との間においても効力が生じるような気がするのですが、なぜこのような回答になるのか知りたいです。

基本的に物権=第三者対抗力あり、債権=第三者に対抗できないと考えていたほうがいいですよ。
債権は、移転できるといっても基本的に債務者の承諾が必要と考えてください。
この場合、新所有者が、以前からあった使用承諾を引き継ぐことを承諾した場合に、債権は移転したと考えてください。
たとえば、叔父が「あなたがこの高校に合格したらゲーム機をかってあげる」といった停止条件付債権(贈与契約)を、同じ高校を受験する子にあげるといっても、通常は無理ですよね。
ただし、叔父がうんといえば、有効です。
本問で問いたいのは、留置権という物権に対して、前所有者が使用承諾を与えば場合の法的性質です。
使用承諾が物権に付随するものなら、新所有者にも対抗できますし、債権的なものであれば、新所有者に対抗できません。

2017/11/19 10:07:48

留置権者がその目的物を第3者に盗まれた場合にはどのようにして回収すれば良いのでしょうか?

留置権は占有を奪われた場合は消滅してしまいます。
しかし、占有回収の訴えによって占有を回復したときは、占有は喪失しなかったことになるので(民法第203条ただし書)、留置権も消滅しなかったことになります。
よって、第3者に対して、占有回収の訴えを提起することによって目的物を回収することができます。
占有回収の訴えの提起期間は、占有の侵害のときから1年です

2012/7/18 22:07:15

民法の留置権について質問です質問が2つあります。
どちらか一方だけでも結構ですので、おわかりになる方がいらっしゃいましたら、教えていただければ幸いです。
1つ目の質問。
たとえば、費用償還請求権を被担保債権として建物を留置できる場合に、保存行為として建物の使用ができるとされています。
しかし、その賃料相当額を不当利得として返還しなければならないと解されています。
そこで、疑問なのですが、保存行為として許される以上、「法律上の原因」があるように思えるのに、なぜ、不当利得になるのでしょうか?2つ目の質問論点で、建物買取請求権を行使した場合の代金債権を被担保債権として建物を留置できる→では、土地も留置できるか?というものがあります。
この論点はよく目にします。
しかし、費用償還請求権で建物を留置できる場合に、土地も留置できるのか?という論点は目にしたことがありません。
なぜ、問題にならないのでしょうか?また、この場合の結論としては、土地を留置できるのでしょうか?以上の2つです。
よろしくお願いいたします。

分かる範囲でお答えします。
※事例の前提として i.相手側が建物の明渡しを迫ってきた ii.費用とは建物から生じた必要費などを指している と解釈しています。
1.そもそも不当利得の趣旨が当事者の公平にあるからに、要件である「法律上の原因」もそれに合うように解釈されます。
すなわち、「法律上の原因」とは文字通り法律上の原因があれば何でも良いというわけではなく「公平の理念からみて、財産的価値の移動を正当化する根拠が無い場合」を意味します。
1の事例で見ると、建物を留置し使用できるにもかかわらず、なお賃料さえも支払わないことは当事者の公平に反するため許されないことになります。
(賃料を返さないで良い正当な根拠が無い)建物賃貸借が終了したので建物の使用収益権は無くなり、留置権によって留置できることから不法占有とはなりませんが、建物の使用収益権を有するわけではないので。

保存行為として住んでもいいがそれは不法占拠にならないことを許したに過ぎず、無償で居座ることはできない。
といった感じです。
したがって、「法律上の原因なく」の要件を満たすため 賃料相当分の額が不当利得となります。
2.問題になり得ますよ。
頻出ではないですが、 借地人が建てた建物の借家人が修繕費等の必要費を出して費用償還請求権を被担保債権として建物を留置できた場合、敷地に留置権が及ぶか? という論点があります。
この場合、修繕費等の必要費の費用変換請求権は建物について生じた債権であり、土地について生じた債権ではない(つまり牽連性が無い)ため土地との間に留置権が成立しません。
結論としては敷地(土地)には留置権が及ばず、土地は留置できません。
これには建物の留置権が無意味になるという批判があります。
「建物買取請求権を行使した場合の代金債権を被担保債権として建物を留置できる→では、土地も留置できるか?」という問題は 土地を賃借して+建物を自分で建てていることが前提です。
ちなみに、建物のみ賃借しているという問題の場合、土地についての権利関係をそもそも持たないため土地を留置できるかという問題は生じません。

2010/11/5 23:25:23

借家人が留置権に基づき、契約終了後も引き続き借家を占有使用する場合、借家料を家主に不当利得として払わなければなりませんが、これを借家人が家主に持つ債権と相殺してもいいのでしょうか?できるとすれば、借家人は結局、債権全額を相殺した後、退去すれば、家主の意思はともかく、債権回収の目的を難なく達成できますね。
教えて下さい。
ちなみに予備校講師は「できる」、参考書は「できない」でした。
補足補足です。
判例で、賃料相当分は不当利得として貸し主に支払わなければならないというものがあります。
これと相殺の関係がわかりません。

留置権云々はさておき相殺はお互いに同種の債権を持つ者同士において相対立する債権債務を簡易な方法によって決済しよって両者の債権関係の円滑かつ公平を目的とする合理的な制度で相殺権を行使する債権者からすれば仮に相手方の財産が不十分であったとしてもこれを行使する事を妨げる規定はありません。
このように相殺制度の目的および機能は現在の経済社会において取引の助長にも役立つものですからこの制度によって保護される当事者の利益はできる限り尊重されるべきであって事実上相殺権の行使を妨げる事は法令のみが可能であるべきところ不法行為損害賠償債務はこれを相殺により決済する事は許されませんが(民法509条 参照)不当利得返還債務を相殺により決済する事を妨げる規定はどこにもありません。
したがって不法行為により不当利得が発生したのであればそれの返還債務を相殺する事は許されないものの単純な不当利得の場合その返還債務は相殺する事が可能です。
ならば今回のケース不当利得の発生は不法行為にはよりませんので賃貸人の債務が履行期を迎えていれば借家人の債務の履行期の到来に関わりなく借家人は相殺権を行使出来るはずであって参考書の回答は根拠を欠く失当なものと言わざるを得ません。

2013/8/13 18:11:23

不動産留置権について不動産留置権とな何ですか?私は想像します。
甲土地に建物があります。
約定解除などにより借家人が建物を引渡し(返還)する際に修繕等をした場合、借家人が貸主がその代金を支払うまで建物の引渡しを拒絶できる。
参考法令と他に事例がありましたらお願い致します。
補足早々に回答ありがとうございます。
まずは、私の理解を訂正下さい。

不動産留置権は、不動産において生じる留置権です。
例えば、甲建物を賃貸人Aが賃借人Bに貸していた場合などでBが甲建物について必要費などを出した場合の事です。
この場合、Bは償還を受けるまでは留置権を行使できます。
甲土地に建物があります。
約定解除などにより借家人が建物を引渡し(返還)する際に修繕等をした場合、借家人が 貸主がその代金を支払うまで建物の引渡しを拒絶できる>例えば、債務不履行になり契約が解除されたとしてその後に必要費などを支出しても留置権を行使できません。
留置権の成立要件の一つ占有が不法行為によって始まったものではないことに当てはまりますただし、解除前に支出したものであればその後に債務不履行になっても解除前は、適法な占有なので留置権の行使は可能です。
補足です。
甲土地に建物があります。
約定解除などにより借家人が建物を引渡し(返還)する際に修繕等をした場合、借家人が貸主がその代金を支払うまで建物の引渡しを拒絶できる。
>約定解除などにとして債務不履行後に修繕等の必要費などを出したかどうかです。
債務不履行後であれば、留置権の成立はありません。
約定解除後に必要費を出してもそれは不法占有となります不法に占拠している人が必要費・有益費を支出しても、留置権の行使はできないとされています。
(最高裁・昭和46.7.16)約定解除(債務不履行)後であれば、その後に修繕などの必要費を出しても建物を引き渡す前でも留置権は成立しません。

2013/5/29 15:05:01

留置権の行使について■他人の物とは、被担保債権の債務者の所有物に限らず、第三者所有物でも良いとはどういうケースを指すのでしょうか・・・。
ご教示お願いいたします。
■参考1 www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kihon/chosyu...■参考2 最判S47.11.16

運送会社が、配送するために預かっている荷物なんかの事を指すのではないでしょうか。

2015/6/30 17:37:55

ありがとうございます。
イメージがわきました。>

民法 他人物賃貸借の話地上権者・転貸を許された賃借人・使用収益を許された留置権者から賃貸借契約を結ぶ事は、これらの者は所有権を有しないので他人の者を賃貸しているので他人物賃貸借になりますか?それとも所有権は関係なしに貸す権利がない者から賃貸借契約を結んだ事を他人物賃借というのでしょうか、例えば所有権はあるが使用収益権を有しない者が勝手に貸したら他人物賃貸借?上記が他人物賃貸借でない場合は何と言うのですか?

なりません。
単なる賃貸借、ないし転貸借です。

2016/11/10 11:54:22

地上権者等は他人物賃貸借にならない事は理解できました、ありがとうございます。
話が重複して申し訳ないですが、って事は他人物賃貸借は貸す権利がない者が勝手に貸したって事でいんでしょうか?たとえそれが所有者でも>

留置権、質権、抵当権の違いを教えてください。
お願いします。

質権と留置権はにてますが、質は両者の契約に基づきます。
例)代金払うまで預けますからキチンと払ったら返してねとの契約留置権は抵抗手段で、契約ではありません。
双務契約による一方の債務不履行があるともう一方に発生例)修理代金は払えないけどモノだけ返せ?約束破りやがってふざけんな、俺には留置権があるから返してほしければ金を持ってきな 抵当権は質権同様に契約に基づきます。
(細かく言うと不動産のみで登記も必要)質権との違いは占有するかどうか。
金返さないとこれは売るからなここまでは質権も抵当権も一緒、次から違います質権 金返すまで預かります抵当権 預かるの面倒だから、好きに使いなでも返さないと売るからな 他にも派生するのがありますが割愛

2012/12/28 01:58:18

留置権について留置権行使中も債権の時効は進んで行くんですよね?その消滅時効が完成した後は留置物は相手方に返却しなければならなくなるのでしょうか?留置物は質権に比べて相手方にあまり心理的圧迫などかからない気がします。
実際のところ、そうですか?

留置権のご認識は、おおむねその通りだと思います。
消滅時効が完成すれば、留置物は返さなくてはなりませんし、留置=時効中断事由にはなりませんので、時効は進行します。
留置権と質権の心理的圧迫度を、単純に比べれば、質権のほうが大きいです。
質権は、弁済期過ぎれば所有権を失いますので。
ただ、権利の発生の根源が、心理的に違います。
留置権は、例えば、「クルマの修理をしたのに、修理代を払ってくれないので、払うまで返さない(留置する)」というものであり、初めからクルマの返却がいらない代わりに修理代を払わないと意図していない限り、通常は消滅時効が完成するまで待てないものです。
代わり、質権のほうは、相手にモノを預ける時点ですでに、「弁済期に金返せなかったら、コレ、もらうからね」と相互に承諾した上で設定するものです。
なので、逆に言えば、そもそもいらないモノに質権設定すれば、質権設定者にとってみれば、心理的圧迫にはなりようもありません。
実際のところでいえば「比べようがない」といったところになると思います。

2011/4/20 11:55:54

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