留置権

留置権には物上代位性が無いこと 担保物権のなかでも留置権には物上代...留置権

民法について質問です。
296条で「留置権者は、債権の全部の弁済を受けるまでは、留置物の全部についてその権利を行使することができる」とありますが、298条2項では「留置権者は債務者の承諾を得なければ留置物を使用し、賃貸し、又は担保に供することができない」とあります。
この2つの条文は矛盾していませんか?全部について行使する権利とは所有権や質権、場合によっては先取特権ではないのでしょうか。
よろしくお願いします。

「その権利」とは留置権のことであり、留置権は所有権とは異なりますから、目的物について使用・収益・処分する権利は含まれません。
したがって、矛盾は生じないと考えます。

2014/5/26 12:32:56

行政書士の勉強をしていて、どうしてもわからないところがあります。
担保物権の、「留置権」と「所有権留保」の違いです。
簡単な例をふまえてお答えいただけたら幸いに思いますm(_ _)m

留置権「修理代払うまで、時計は返さないぞ!」所有権留保「ローンが払い終わるまで、お前の使っている車は、俺の物だぞ!」

2016/10/15 07:02:21

ありがとうございます。しかし、この2つの大きな違いとはなんでしょうか?理解力がなくてすみませんが、教えてくださいm(_ _)m>

制限行為能力者の弁済。
民法476条には、「譲渡につき行為能力の制限を受けた所有者が弁済として物の引渡しをした場合において、その弁済を取り消したときは、その所有者は、更に有効な弁済をしなければ、その物を取り戻すことができない。
」とありますが、これって制限行為能力者が代物弁済した後にその弁済を取り消した場合には、その債権者にはその物に対し留置権が発生し、金銭で弁済した場合には、金銭を取り戻せるってことなんでしょーか?

留置権は発生しませんが、債権者の保護としての制度です。
金銭と金銭でも原則構いません。
475条と理由効果等はほぼ同じです。

2014/8/22 07:23:33

国税徴収法上の優先関係国税と①留置権、②不動産保存の先取特権、③質権 抵当権、④不動産賃貸の先取特権との優先関係を規定している条文があり権利がある事を証明する方法を規定している条文があります。
①は滞納処分の手続きにおいて行政機関に対し・・・・②③④は強制換価手続きにおいて執行機関に対し・・・この証明は滞納処分にあっては・・・と規定しています。
そこで質問ですがそもそも強制換価手続きとは私債権を裁判所が司法権で処理するものと理解しています。
国税徴収法上では①と②③④は想定している前提が違うのでしょうか?なぜ②③④では強制換価手続きが出てくるのか分かりません。
よろしくお願いします。

留置権には優先弁済的効力がなく、原則として、その効力として換価手続をすることができません。
ですから、②③④が予定している強制換価手続は留置権については予定できず、滞納処分として換価される場合において弁済を受けるための規定が置かれているわけです。

2011/10/5 12:38:41

留置権の行使にあたる??自動車の修理代金を支払わない客の車を引き揚げたい。
自動車修理の仕事をしています。
乗れない状態までに車が壊れてしまい翌月の10日までに必ず支払いするからと、修理を引き受けました。
すでに車も納品してあります。
案の定、10日を過ぎても支払いをせずこちらからの電話も無視されている状態です。
車を回収して、料金を払うまで車を預かりたい。
それでも支払わない場合、その車を売却して債権回収をと考えています。
強制的に車を回収するのは、法的に問題ありますか?もちろん、客には説明して同意してもらうつもりですが売掛を回収できない場合は、強制的にでも車を持ってくるつもりです。
これらの事項は、留置権の行使にあたりますか?そのほかにも法律があるのでしょうか??

> 強制的に車を回収するのは、法的に問題ありますか?問題ありありです。
あなたは警察でも裁判所でもありません。
そんな強制権ないですよ。
> これらの事項は、留置権の行使にあたりますか?あたりません。
いったん車を一度返してしまっている時点で留置権を放棄していますので。
もちろん任意で預かる分には問題ありません。
その場合は車への質権設定ということになるでしょう。
ただそれだって勝手に売ってお金にはできないですよ。
裁判所に申立てが必要です。

2012/2/17 10:49:34

留置権者が留置しているものをなくしたら損害賠償ですか?

そうです。
留置権者には善管注意義務がありますからその違反になります。

2011/5/30 21:59:54

売買契約の売主は買主から代金を受け取るまでは留置権及び同時履行の抗弁抗弁権を有しておりいずれか好きな方を行使できるという事ですか?

売買契約は要物契約ではなく諾成契約だから、当事者間の合意で契約が成立しますねですから留置権と同時履行の抗弁を選択するのではなく同時履行の抗弁権を主張して留置権を行使するのですよ。
買主も物を受け取るまで代金を支払わないと言えるでしょお互いに債務と債権を有しているのですからお互いに留置権を有していますよ。

2017/6/3 12:36:44

買主も債権を留置権するのですか?>

留置権について。
建物の賃借人Aが賃貸人Bに対して造作買取代金債権を有している場合、賃借人Aはその債権の弁済を受けるまで建物を留置することはできない。
これはなぜでしょうか?留置権は対象物になんらかの債権を有している場合に引き渡しを拒める権利ですよね、留置権は不動産にも適用されるのになぜこの場合は適用されないのですか?造作買取代金債権だからですか?これが建物の修繕代金債権であれば話はべつですかね?

要するに「権利の濫用」かと。
正直なところ造作に関して生じた債権云々を云う判例は造作買取請求権の効力と矛盾する可能性はありますがおそらく造作買取の金額がその建物の価額を上回る事はまずありませんしむしろ、かなり下回っているはずです。
そうすると僅かな落ち度(買取代金未払い)のためにそれに似合わないペナルティー(建物返還の拒絶)を受けるのは・・・ となります。

2014/4/10 01:37:27

留置権に関する問題です。
教えてください。
物の引き渡しを求める訴訟において、被告が留置権を行使して引き渡しを拒絶した場合、債務の完済までは原告に目的物引き渡し請求権は生じないので、裁判所は原告の請求を棄却すべきである。
答え ×これはなぜ×になるのでdすか?債務を完済しないと引き渡しする必要がないと思うのですが。

確かに留置権を行使した場合の結果としては、棄却しても良さそうですが判例において(同時履行の抗弁権)、請求棄却ではなく引き換え給付判決がなされています。
つまり、債務の完済と引き渡しを同時に行いなさいということです。
ちなみに代担保を提供すればとの回答もありますが、この場合は訴訟が前提とは限らないので問題文の状況には当てはまらないと思います。

2013/4/30 13:39:35

留置権には物上代位性が無いこと担保物権のなかでも留置権には物上代位性が無いわけですがその根拠に交換価値を把握していないことがあります。
これは、「価値わからないのだから、勝手に二束三文で売って弁済しては駄目だよ。
」ということですか?

違います。
物上代位における交換価値を把握しているといいますのは、平たく言えば担保を設定した物の価値に着目しているから、その目的物が形を代えて存在する価値、例えば建物が目的物であれば、それが焼失しても、その建物に掛けられていた火災保険金まで含めて担保しているということです。
ところが留置権というのは、そもそも物の価値に着目しているわけではなく、物をいわば人質にして、債務を支払わないと返さないというものであり、これを難しく言えば、交換価値を把握していないということになるわけです。
このように留置権は、交換価値を把握していないので、目的物を換価するための競売権を留置権に認めるかどうかといった争いもあるのですが、民事執行法において留置権者の競売権を認め、立法的に解決し、あまり実益のある争いではないため、クローズアップされていません。

2013/1/31 14:06:41

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