留置権

留置権者による留置物の使用・賃貸などに対する承諾について 物(機械...留置権

留置権と動産保存の先取特権についてお願いします。
Aが壊れた時計をB店に修理を依頼した場合Aが弁済期を過ぎても代金を支払わない場合、留置権と動産保存の先取特権どちらでも行使することができるのでしょうか?また、契約などで決められるのでしょうか?それとも修理は保存にはならないのでしょうか?留置権は行使できると思うのですが、他に、両方とも行使できる場合はあるのでしょうか?質問が分かりづらく、多くてすいません。
おねがいします。

>Aが弁済期を過ぎても代金を支払わない場合、留置権と動産保存の先取特権どちらでも行使することができるのでしょうか?どちらも主張できます。
まず、留置権ですが、Bの修理代金債権は、修理した時計という物に関して生じた債権であり、Bは時計を占有している限り、Aからの時計の返還請求に対して「代金支払うまでは時計は返還しない」と留置権を主張して返還を拒めます。
また、動産保存の先取特権の「保存」というのは保存行為のことで、時計の修理もこの保存行為に含まれます。
なので、Bとしては、先取特権の実行として時計を競売にかけて、その代金から優先的に修理代金債権に充当できます。
>それとも修理は保存にはならないのでしょうか?保存行為に該当します。
減少した価値を修理によって元に回復するような場合は、典型的な保存行為です。
>また、契約などで決められるのでしょうか?契約では決められません。
留置権も、動産先取特権も、一定の要件を満たせば法律上当然に発生し、主張できるものです(法定担保物権)。
契約で発生したり、しなかったりするものではありません。
例えば、このような主張をできなくするような特約は、強行法規違反として無効です。
>留置権は行使できると思うのですが、他に、両方とも行使できる場合はあるのでしょうか?今回の事例では、留置権も主張できるし、動産先取り特権の主張・実行も可能です。
他には、建物を修繕したような場合だと、修理代金債権を被担保債権として建物についての留置権主張と、不動産保存の先取特権も成立するため、その主張・実行もできます(ただし、不動産保存の先取特権は保存行為の後、ただちに登記をする必要があります・337条)。

2013/4/14 20:31:02

留置権と質権の違いを教えて下さいm(_ _)m

質権は約定担保物件であって、債務者がその自由意思で質物を担保に提供する契約。
留置権は法定担保物件であって、債務者の意思と無関係に成立するからです。
質権は、当事者同士が合意に基づき、契約書(この場合;質権設定契約書)の締結により成立する。
留置権は、債権者、債務者の意思とは無関係に法律上認められた当然発生する権利。

2016/3/29 17:22:03

留置権、質権、抵当権のうち一番古い担保物権はどれでしょうか?

質権でしょう。
永仁の徳政令(1297年)に出てきます。
留置権は物を修理に出す習慣がないと生じて来ないし、抵当権は司法制度が発達しないと、設定や実行ができません。

2016/5/5 10:23:08

宅建試験における留置権について宅建のテキストを読んでいると、留置権のところで「賃貸借契約終了後、留置権に基づき建物に引き続き居住した場合、賃料相当額は返還する必要がある。
」との記載がありました。
これは留置権を行使してる側が、留置権を行使している間の賃料を払う必要があるということですか??そうすると、留置権の行使が抑制されてしまうと思うのですが、、、それとも賃貸人が賃借人に払うのでしょうか?それもそれですんなり理解できないところがあります。
基本的なところで申し訳ありませんが、ご教示ください。

なかなか鋭いです。
宅建受ける方でそこまで勉強する必要ないとは思いますが・・・とりあえず留置権とは何?って考えましょう。
留置権とは他の抵当権や質権などとちがって先取特権や物上代位や優先弁済権などありません。
ここが重要です。
例ある債権があってどうにかにてその債権回収をしたい。
そこで留置権でその債権回収のためアパートに居座った。
そしたら債権を回収でした。
そしたら債権回収が目的だったのでそこに居座った分は関係ない債権ですので返す必要があるってことです。
ここで考える必要があります。
優先弁済権がないのに見た目優先弁済したようにみえますよね?民法では優先弁済権はないとなってるのに実際は優先弁済できるようにみなさんやってるみたいです。
宅建ぐらいの民法では留置権とは他の抵当権や質権などとちがって先取特権や物上代位や優先弁済権などありません。
ってぐらい覚えとけばいいじゃないかな?

2015/10/16 17:30:32

未完マンションの新築工事現場に「工事代金未払いにつき、留置権行使中 許可なく立ち入りを禁止する XXX債権者一同」って懸垂幕がデカデカと掲げられていたんですが、どういうことなんですか?補足発注主にお金がないから工事代金が払われていないんですよね?留置権を行使しても、払われる見込みはないと思うのですが、そうなったら債権者はどうするんですか?差し押さえという書き込みがありますが、ほぼ完成した建物ならまだしも、質問のような未完の建物はどうするのでしょうか?ちょっと調べてみたら、そういう垂れ幕掛かった未完建物って、大体数年以上放置プレイで、建物が廃墟と化しているというのが多いようですが。

契約に基づく代金の支払いを工事発注者が履行していないことから、請負業者が裁判所に留置権の行使を申し立て認められたという事ですね。
簡単に言えば差押えです。

2017/5/7 23:50:10

補足への回答
訳あり物件となってしまっていますから、おっしゃる通り放置プレー状態になりますね。代金の支払いメドが立たない以上、どうしようもありません。>

占有代理人の権限について教えて下さい。
具体的には、留置権者が目的物を占有代理人の占有を通じて間接占有しているとき、債務者たる所有者が占有代理人に返還請求してきた場合、占有代理人は留置権を抗弁とすることはできるのでしょうか?占有代理人が間接占有者の権限を当然に主張出来るか否かというところを理解できていないのだと思います。
よろしくお願いします。

回答者は,占有代理人は,その代理占有の権原等と同時に,留置権を抗弁とすることができると考える。
留置権者は,債務者の承諾を得て留置物を賃貸することができる(298条2項)が,たとえば,債務者Xが賃借人Yを被告として,所有権に基づく返還請求権としての目的物引渡請求をした場合,Yとしては,占有権原の抗弁として,「Xの承諾を得た留置権者Aとの賃貸借契約に基づき,AがYに対し目的物を引き渡した」ことを立証することになる。
その中でYは,直接占有者たるAの占有権原たる留置権を主張立証しなければならないことになる。

2017/4/1 13:31:08

ご回答ありがとうございました。
298条2項の「承諾」を使うことを考えていませんでした。
勉強になりました。>

留置権者による競売申立権が行使されてたら競売によってでた、その代金はどうなるんですか?留置権を行使して事実上の優先弁済にあてるだけですか?

留置権には、優先弁済的はありません。
しかし、留置権者には、動産・不動産を問わず、競売権が認められており(民事執行法195条)、買受人は、留置権の被担保債権を弁済しなければなりませんから(民事執行法59条4項、188条)、留置権には、事実上の優先弁済的効力があることになります。
留置権の被担保債権を考慮して、売却基準価額が算定されていますから、被担保債権を弁済しなければならないことは、買受人にとって不測の損害ではありません。

2016/6/6 11:15:49

事実上の優先弁済的効力の例としては、他に、マンションの管理費用があります。買受人は、滞納に係るマンションの管理費用を支払う必要がありますから(建物区分所有法8条)、管理組合には事実上の優先弁済的効力が認められています。滞納額は売却基準価額に反映されており、入札前に裁判所で滞納額を確認できますから、この場合にも、買受人にとって不測の損害とはなりません。>

留置権の事でお伺い致します。
当方は自動車の修理工場です。
自動車の修理を依頼され修理が完了致しました。
しかし依頼主が修理代を払う前に自己破産致しました。
自動車の所有者はローン会社です(所有権留保中)。
この場合は破産管財人からの引渡請求に対して留置権を主張出来ますか。
又、所有者からの引渡請求に対しては留置権は主張出来ますか。
車両の時価は100万円程度、修理代金は20万円程です。
現在は管財人から任意で返却するように言われています。
その内所有者が何か言ってくると思います。
その他何か有効な手段をご存じであれば教えて下さい。

「破産管財人からの引渡請求に対して留置権を主張出来ますか。
」あなたが債権者になりますので、分配は求められます。
「所有者はローン会社です(所有権留保中)」ローン会社が勝手に、どうこうはできません。
破産管財人が決めます。
おそらく売却なので、あなたが中古車として、修理代を差し引いた金額で買い取ればよいです。
破産管財人に申し出てください。
オークションの査定額で債権者に分配しますが、売却は所有者であるローン会社を管財人として財産を留保させている弁護士次第です。
オークション査定価格より、1万円でも高額査定ならば、裁判所も文句は云わないです。
(保管費用は出ません)ローン会社は、債権者なので、あなたが、引き渡せば、破産免責にならず修理依頼人が困り、いつまでも車が置き去りで格落ちするだけです。

2013/11/2 14:54:39

民法の担保物権の準用条文について調べていないですが、民法295条(留置権)~民法398条(根抵当)の「範囲外」なら担保物権に関する準用条文もあるかもしれないですが民法295条(留置権)~民法398条(根抵当)の「範囲内」なら民法341条:抵当権に関する規定についての準用民法350条:留置権及び先取特権の規定の準用民法361条:抵当権の規定の準用民法372条:留置権等の規定の準用の4つでしょうか?調べ抜けも考えられますが、こわいのは自分の条文の解釈ができていないため、準用条文が抜けている可能性があることなんですが、合っていますでしょうか?

305条が296条を準用319条が192条~195条を準用

2016/11/21 08:37:41

二個抜けていたのですね
またもう一つ質問があるのですが、
民法341条の先取特権の効力については、この節に定めるもののほか、その性質に反しない限り、抵当権に関する規定を準用する。
民法372条の第296条、第304条および351条の規定は、抵当権について準用する。
と、民法341条と372条は書かれているのですが
抵当権が準用している内容を先取特権でも準用する、つまり準用条文を準用している(民法341条が296条、304条、351条を準用している)ことになるのですか?
>

留置権者による留置物の使用・賃貸などに対する承諾について物(機械)の所有者がA、Aから修繕を依頼されて修繕費用請求権を持つ占有者(留置権者)をB、Aから機械を譲受けた者をCとします。
Cが機械を譲受けて対抗要件を取得した後に、Bが留置物の使用や賃貸をするには、A、Cどちらから承諾を得なければならないのでしょうか?298条2項には債務者とありますが、処分権があるのは所有者なのでCのような気もします。
(留置権者による留置物の保管等) 第二百九十八条 留置権者は、善良な管理者の注意をもって、留置物を占有しなければならない。
2 留置権者は、債務者の承諾を得なければ、留置物を使用し、賃貸し、又は担保に供することができない。
ただし、その物の保存に必要な使用をすることは、この限りでない。
3 留置権者が前二項の規定に違反したときは、債務者は、留置権の消滅を請求することができる。

留置物の第三取得者も本条第三項による留置権消滅請求をすることができる(最判昭38.5.31)留置権者が留置物の使用または賃貸について承諾を受けていたときは、その後もその物を譲り受けた新所有者は、本条により留置権の消滅を請求することはできない(最判平9.7.3)前者の判例からいえば、Aから承諾を得ていないのであれば、Cから承諾を得るべきと、後者の判例からいえば、Aから承諾を得ていたのであれば、Cからの承諾を得る必要はないといってます。
298Ⅱの承諾を得た留置権に当該承諾について一種の対抗力を認めたような感じ?になってます。
これらの説明が必要かどうかは不明ですが、質問者さんの理解の通り、Aから承諾を得ていないのであれば、新所有者Cから承諾を得るべきだと解されます。

2010/9/29 01:09:01

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