留置権

留置権とはどういうことですか?留置権

質権と留置権の違いについて両方とも債権者に担保を預け、返済が終了すると担保を返して貰える制度と解釈しているのですが明確な違いは何でしょうか?公務員勉強の一環として少しかじっただけですので分かりやすく噛み砕いた説明をお願いします。

まず、「質権」とは、言い換えると●コレ(質物)を差し出すから、そのかわりお金を貸してくださいという行為です。
つまり、質権の目的物(質物)を差し出す替わりに、債権・債務が成立するという事が言えます。
これに対して「留置権」の場合は「コレ(目的物)を差し出すから」という行為がありません。
留置権の場合も目的物を差し出していますが、それは最初から「担保として」差し出す訳ではありません。
例えば、腕時計の修理を依頼して腕時計を預け、その修理代金を回収するまで留置権を行使するという場合は、●腕時計を差し出すから、そのかわりに…という話は普通しません。
腕時計を債権者に差し出す時には、●この壊れた腕時計を修理してくださいと言って目的物を差し出したはずです。
留置権は質権と違い、「勝手に成立する権利」です。
最初から質権のように何らかの債権・債務を成立させる身代わりとして差し出しているのではありません。

2016/5/13 12:47:33

自転車を修理に出してそのまま自転車を取りに行かなくて自転車を出した店から取りにこいと言われても取りに行かなかったらそれは犯罪ですか?また、訴えられることはありますか?長文失礼しました。
ご回答お願いします。

留置権を主張され支払うまで返してもらえませんね。
また留置に生じた費用を請求されるかも。
犯罪にはならないと思いますよ

2017/2/4 18:57:36

留置権には、優先弁済的効力は無いと聞きますが、果実収取権は、優先弁済的効力にはなりませんか(??)

優先弁済的効力とは「担保物を売却して得られた利益を担保権者の被担保債権の弁済に優先して充てられる」効力の事です。
留置権の実行は競売ではなく原則として引換給付判決(=被担保債権の全額弁済と引換えに留置物を返還しろと命じる判決)によって行われます。
また先取特権や質権・抵当権と異なり物上代位(=担保物の価値変形物に対し優先弁済権を認める効力)が認められていません。
それ故他の担保物権と異なり優先弁済的効力を欠くとされるのです。

2014/10/8 06:23:15

難しい・
では297条の果実収取は、優先弁済的効力では、ないと言う事でしょうか(,vv)>

民法の勉強をしています。
民法300条は留置権の行使は、債権の消滅時効の進行を妨げない としていますが、以下の問題で4は正しい(誤っているのは3)のはどうしてですか??司法試験 昭和57年度第71問?甲は、乙からその所有の建設機械を賃借したが、故障していたため、丙にその修理を依頼し、丙は、自己の工場でその修理をした。
この場合に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1、甲は、丙に修理代金を支払ったときは、乙に対して修理代金相当額の支払いを求めることができる。
2、丙は、機械の修理後これを保管中、機械の機能を保持するために必要な費用を支出したときは、その費用の支払いを受けるまでは、甲からの機械の返還の請求を拒絶することができる。
3、丙は、甲からの修理代金の支払いを受けていない場合であっても、機械の修理後これを保管中に無断で使用したときは、甲からの返還の請求を拒絶することができない。
4、甲の丙に対する機械の返還請求訴訟において、丙が留置権の存在を主張してその権利主張の意思を明らかにしたときは、その債権について消滅時効の中断の効力を生ずる。
5、乙の丙に対する機械の引渡し請求に対し、丙が修理代金債権をもって留置権を行使する場合においては、乙が丙に対して相当の担保を供する旨の申し込みをするとともに留置権の消滅を請求する旨の意思表示をしたとしても、丙は、乙からの引渡しを拒絶することができる。

>4「留置権の行使は、債権の消滅時効の進行を妨げない」は、裁判外で、留置物の返還を求められたのに対して、留置権を主張して返還を拒んだようなとき、被担保債権の権利行使をしたわけではないから時効中断効はないということ。
しかし、返還訴訟を提起され裁判上で「抗弁」として留置権を主張した場合は、被担保債権についても権利行使の意思が明らかになったとして、訴訟中は催告をしていたのと同等の効力、すなはち暫定的ではあるが中断効を認めるとするのが判例。
よって正しい。
>3留置権者による無断使用で、留置権消滅請求ができるのは、留置物の所有者でなければならないと解されている。
留置物の無断使用で不利益を受けるのは所有者であるゆえ。
よって、乙ではなく甲からの消滅請求は否定され、丙は依然として留置権を主張して返還を拒めるから誤り。
1、2、5については特に問題ないだろう。

2014/2/5 23:02:20

Aが留置権がついている自己所有の修理中のパソコンをBに売ることはできますか?また、その時Bは修理代金の債務も負うことになるのですか?

もちろん売れます。
債務は負いません。
でも留置権があるうちは渡してもらえません。

2012/6/15 01:53:45

物の引き渡しを求める訴訟において留置権の主張が認められる場合は請求棄却判決になるのに対し同時履行の抗弁権の主張が認められる場合は引換給付判決となる。
上記の内容は×です。
いずれも引換給付判決がなされるとありますが、これは原告にも何かを引き渡すことを条件に留置権を解除することですよね。
物の引き渡しを求める訴訟と同時履行の場合の引換給付判決の例を知りたいです。
よろしくお願いします。

代金を払うのと引き換えに物を引き渡せ、という判決です。

2015/4/20 07:13:43

ZACさん。おはようございます。
留置権の場合ですが、必ず、引き換え給付判決ですか?
卵を渡さないからひよこを留置している場合はどうなりますか?
よろしくお願いします。>

『土地代金債権を被担保債権とした留置権』ってどういうことですか?土地代金債権が担保にされてるってこと…?それはつまりどういうことでしょうか……

土地の売主は土地の引き渡し義務を負い、買主は土地代金支払い債務を負います。
なので土地代金債権を持っている売主は、土地代金が支払われるまで土地を留置できます。
なお、留置権だけでなく、同時履行の抗弁権もあるので、どちらを主張しても構いませんが、留置権は物権なので、買主が転売した相手にたいしても主張できます。

2017/9/10 05:26:07

民法の留置権について質問です。
原告から被告に対する物の引渡請求訴訟において被告の留置権の抗弁を認める場合、そのものに関して生じた債務の支払義務を負う物が原告ではなく第三者である時はその物に関して生じた債権の弁済と引き換えに物の引渡しを命ずるべきである。
という判決の状況がイメージしにくいのです。
Xが原告、Yが被告の場合、Yは第三者Zが弁済を行うまでXに物を返さなくてよいということでしょうか?

たとえば、被告Yは「時計屋さん」で、超高級腕時計を修理したために「修理代金」という債権を根拠にして留置権を主張しているとします。
この時、第三者Z=超高級腕時計の「元」所有者で、被告Yに腕時計の修理を依頼した人原告X=Zから超高級腕時計を譲り受けた人という関係だったとします。
まず、第三者Zが被告Yに対して超高級腕時計の修理を依頼し、超高級腕時計をYに引き渡します。
修理代金の支払いは修理完了後、腕時計の引き渡し時にするものとします。
↓修理が完了する前、あるいは修理完了後で腕時計の引き渡し前(要するにまだ腕時計がYの手元にある時点)で、超高級腕時計をZからXに譲渡します。
↓XがYに向かって、「その腕時計は俺様の物になったのでよこせ!」と主張。
一方でYは「修理代金を払え!それまでは返さない!」と主張。
このような状態だった時に、○ Xは「その腕時計をヨコセ!」と言えるのか?○ Yは「代金を支払うまで腕時計は返さない!」と言えるのか?という点が問題になります。
このような場合に、判例ではYは「Zから修理代金を回収する」までは留置権を行使できると言うことになります。
つまり、Zが超高級腕時計の修理代金をYに支払うまでは、超高級腕時計を留置でき、支払ったら留置権が消滅するので、超高級腕時計をおとなしくXに引き渡さなければならないということになります。

2013/10/10 10:54:33

留置権とはなんでしょうか?

金を払うまで返さないよってことです

2012/1/8 17:09:20

留置権とはどういうことですか?

時計屋さんが時計の修理を依頼されて、時計を修理したとします。
時計の所有者から時計の返還を求められた場合、時計屋さんは、「修理代金を支払ってくれなければ、時計を返還しませんよ。
」と主張することができます。
これが、留置権の一例です。
また、傘立てにあった傘を間違えて持ち帰った(AさんがBさんの傘を持ち帰り、BさんがAさんの傘を持ち帰った)とします。
AさんがBさんに自分の傘の返還を求めた場合、Bさんは「あなたが間違えて持ち帰った私の傘を返してくれなければ、あなたの傘を返しません。
」と主張することができます。
これも、留置権の一例です。
留置権は、下記の要件を全て満たす場合に発生する法定の担保物権です(民法第295条)。
①他人の物を占有していること。
②債権が目的物に関して生じたものであること。
③債権が弁済期にあること。
④占有が不法行為によって始まったのではないこと。
留置権は、法律の規定によって発生するもの(法定担保物権)であり、当事者双方の約定によって発生するもの(約定担保物権)ではありません。
留置権者は、債権の弁済を受けるまで、目的物を留置すること(留置的効力)ができますが、目的物を売却してその代金から優先的に債権を回収すること(優先弁済的効力)はできません。
留置権に対して、質権は、約定担保物権であり、留置的効力+優先弁済的効力があります。

2012/1/7 08:46:02

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